ラインでの告白は普通なのか?
好きな男性と放課後の教室や帰り道、デートの終盤といった2人しかいない場所で勇気を振り絞って告白する…。ドラマや映画ではよく見かけるシチュエーションではありますが、この告白は過去の遺物になりつつあります。
その理由としては若者を中心に現代の告白方法は直接会って告白するのではなく、ラインを使って告白するのが普通になっているからです。
この記事ではラインでの告白にフォーカスしてご紹介していきます。また、ラインでの告白を成功させるテクニックについてもいくつかご紹介します。
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ラインでの告白はありなのか?なしなのか?
そもそもラインでの告白はどれほどの人に認可されているのでしょうか?まずはラインの告白の認知についてご紹介します。
ラインでの告白は「あり?」か「なし?」というアンケートを取ったところ、以下のような結果になりました。アンケート対象は18歳から35歳までの男性(244人)と女性(258人)を対象に行いました。総計502人のアンケートでは以下のようになりました。
37.4%の人はありと回答
意外にもラインでの告白はありと回答した人は多く、37.4%という数値を出しました。そして、ありと答えた割合は女性よりも男性の方が多いというデータが出ました。
任意でありと答えた男性陣に理由を答えてもらったところ「直接告白する(される)のは恥ずかしい」という意見がとても多かったです。また女性からは「ゆっくり考えて返事することができる」「落ち着いてから返事することができる」という意見が多かったです。
これ以外にも「何かしらの形として残しておきたかった」「ラインの画面だと安心する」という意見も寄せられました。
62.6%の人はなしと回答
ラインでの告白は「なし」と答えは人は62.6%にもなりました。この数字からみると過半数以上はラインでの告白はなしと考えているようです。
ラインでの告白をなしという意見で最も多かったのが「軽い感じで告白されている気持ちになる」という回答が男女共に多かったです。また男性と中にも「男らしさを感じない」という意見がありました。
ラインでの告白は非常に便利ですが、表情や声色といったことが一切分かりません。そのため本気なのかが全く分からないのです。
世間ではラインの告白は認められないことが多い
1つ前のアンケート結果でもラインの告白に対して否定的な考え方を持っている人は多いです。そのため、世間的にラインでの告白は認められていないということになります。
ここからはラインでの告白が認められていない理由についてご紹介します。
考え方が幼稚
ラインでの告白は幼稚な発想と捉えるという意見がありました。これはアンケート対象でも比較的年齢が高い25歳から35歳までの層に多い意見でした。
この考え方が幼稚という意見には結婚があると考えることができます。学生同士の交際ならまだしも、25歳から35歳という年齢は結婚を意識する時期になります。そのため交際は遊びではなく、しっかりとパートナーを探さなければならないのです。
その時に本気とも伺えないラインの告白は考え方が幼稚であると言えてしまうのです。仮に告白する側が本気であったとしても受け取り手に「遊びでしょ?」と思われてしまっては意味がありません。
全く刺激的じゃない
1つ前の項目に綴った「考え方が幼稚」という意見は25歳から35歳までに多い意見でした。反対に18歳から24歳までの人たちはどのような考え方を持っているのでしょうか?
18歳から24歳までのラインでの告白に対して「なし」と答えた人の意見としては全く刺激的じゃないからダメという意見が多かったです。つまり、ラインで告白する人とは刺激的な恋愛はできないと考えて人が多いようです。
本気なのかが分かりにくい
いずれの年齢においても特に多い意見としてはラインでの告白は本気具合が分かりにくいという点になります。やはり、受け取り手からはスマートフォンの画面に告白に用いる文章が送られるだけなので必然的に本気なのか分からないのです。
男女共にやはり告白においては本気具合を知りたいと思う人は多いようです。その本気具合を知ることができないラインでの告白は告白を受け取る側としては信用に欠けるということになります。
ラインでの告白を成功させるためのコツ
ここまでの内容でラインでの告白はあまり良い評価を受けないということが分かります。ただし、アンケートの回答からもわかるように、3割以上の人がありと回答しているのも事実です。
ここからはラインでの告白を成功させるためのコツについてご紹介します。ラインで告白するといっても工夫によっては成功率が上がります。そのため、以下の方法を使って告白の成功率を上げるようにしましょう。
なぜラインでの告白なのかを明確にする
ラインでの告白を成功させるためにはなぜラインで告白したのか?という理由が重要になります。ラインで告白する理由を明確にするだけでも告白される側の中であなたの信用度は大きく変化します。
例として「〇〇で直接告白できないけど…」といった内容が効果的です。〇〇の部分は基本的に何でも良いですが、できるだけあなたの本心である方が良いです。なぜなら文章からもその人らしさを知ることができるので、〇〇の部分だけには素直な感情を文にしましょう。
男性は彼女が自分にしか見せない顔に魅力を感じてしまう生き物です。そのため普段のキャラと異なっていたとしても問題ありません。緊張して…や恥ずかしくて…、自分を出すことができない…と言ったシンプルな文章の方がよりギャップがあり、男性はグッと来てしまうそうです。
冗談は送らないようにする
告白の際に冗談混じりの文章を送信する人が一定数存在します。しかしながら、告白の文面を送信する際には冗談は綴らないようにしましょう。
ラインでの告白は基本的に信用されにくい傾向にあることを忘れてはいけません。さらに冗談という要素が入ると余計に信用できない告白のラインに仕上がってしまいます。そのため、告白のラインはおふざけが無いものにしましょう。
相手の空いている時間に送信する
告白するような相手であれば、相手のこともある程度認識していると思います。そこで、告白のラインを相手の時間に合わせるという行動を計算して送信することができます。
なぜ、相手の都合に合わせるのか?それは相手に自分の告白の文章をしっかりと読んでもらうためです。もし相手の忙しい時間帯に告白のラインを送信してしまうとちゃんと読んでもらえない可能性があります。その問題を無くすためにも相手に猶予がある時にラインを送信する必要があると言えます。
もし、相手の都合が分からないのであれば「○曜日って時間ある?」「仕事は何時までだっけ?」と言ったように事前に確認するのも手段の1つと言えます。
「好きです」+「付き合ってください」という内容だけではダメ
女性が告白のラインで送りがちになるのが「内容の無いラインを送ってしまうこと」です。具体例として「好きです」+「付き合ってください」という内容しか送られていないのです。これでは好意をただ伝えているだけで、それ以上の発展は望みにくいのです。
告白のラインで重要なのは告白することではなく、付き合いたいと思わせるような文章を送るようにしましょう。それだけでも告白される側の気持ちは大きく変わります。
ラインでの告白にはリスクがあるが、可能性は十分にある
ラインの告白には緊張しない・言いやすいと言ったメリットは確かに存在しています。しかしながら、ラインでの告白に対して半数以上の人は否定的な考えを持っているので成功する確率は低いです。
しかしながら、3割以上の人が認めていることも事実です。なので、告白のラインの文章をしっかりと考えるだけでも成功率は上がる可能性があります。
告白のラインを送る際にはあなたと交際したいという想いが伝わるような工夫を意識しましょう!